北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-01-30から1日間の記事一覧

サケマス漁獲量減少 千島列島沖などの調査研究強化 ロシア科学研究機関

2020年11月、農業大臣パトルシェフが議長となり、太平洋サケマス操業の合同部門会議が開催され、目標プログラム”Лосось 2021”(ロソスィ=サケマス2021)が採択された。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2021/1/29) この取り組みは複合的なもので、状況監視、…

レニングラード包囲戦を生き延び、日本と北方四島との架け橋になった人

ナチスドイツによるレニングラード封鎖から解放された記念の日である1月27日に合わせて、国後島の新聞「国境にて」に、この封鎖を体験したスモルチコフさんの記事が掲載されていた。スモルチコフさんは四島交流事業(ビザなし交流)や北方墓参、自由訪問の四島…

択後島 沿岸ミサイル部隊用の集合住宅の建設進む 120人が今春入居

厳しい気象状況の中、択捉島では、太平洋艦隊の沿岸ミサイル部隊(「バスティオン」と「バル」)の軍人のために2階建ての集合住宅が建設されている。今年第2四半期に完成予定で、120人の軍人が入居する。ロシア国防省は過去3年間で、国後島と択捉島に7棟の集合…

サハリン4.5万トン カムチャツカ35万トン 2021年サケの漁獲量暫定予測

ロシア連邦水産庁は、極東での2021年のサケ漁に関する暫定予測を発表した。極東全体の漁獲量は約46万トンになるが、このうち35万トンはカムチャツカ半島での漁獲だ。サハリン地域の予測は45,000トンにとどまり、2020年の67,000トン、2019年の76,000トンを大…