北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-01-26から1日間の記事一覧

「まるで日本を訪れているみたい」--マガダンの生態学者が国後島ケラムイ崎を絶賛

国後島のクリル自然保護区で調査研究を行った北方生物学問題研究所(マガダン)のパベル・クティトロフ、オルガ・クリコワ研究員は「最も野鳥が集中するベスロフスキー半島(ケラムイ崎)に展望台があれば、バードウオッチャーだけでなく、観光客にとっても特別…

シマフクロウの冬季人工給餌始まる 国後島の自然保護区

国後島のクリル自然保護区では1月初めから、ロシアとサハリン州のレッドブックに記載されている絶滅危惧種のシマフクロウに対する人工給餌が始まった。数年前から、生息数の維持・増加を図るため、水辺が凍結してエサが不足になる冬季間(1月~4月)に実施して…

34施設のうち17施設が計画通り完成しなかった クリル発展計画2018~2020年分監査

サハリン州の会計監査当局はクリル諸島社会経済発展プログラムの実施状況を検査した。2018年から2020年初めに、クリル地区(択捉島)と南クリル地区(国後島、色丹島)で建設された34施設を対象に、昨年5月から8月にかけて実施した。このうち17施設について、建…

ハクトウワシ今年も飛来 風蓮湖で確認 越冬目的か

根室市と根室管内別海町にまたがる風蓮湖の湖畔で16日、北米などに生息するハクトウワシが飛来しているのが確認された。昨年、根室管内などで確認された個体と同一とみられ、越冬のため飛来している可能性が高まった。(北海道新聞2021/1/26 ) 野付半島ネイ…

サハリンの氷上釣り 「氷警戒情報が遅すぎて役に立たない」と釣り人不満

氷上釣りのシーズンを迎えたサハリンで、緊急事態省からSMSで送信される氷警戒情報が遅すぎると不満が広がっている。ある釣り人によると「1月21日に氷警報を受け取ったのは午後3時28分、1月22日は午後5時に届いた。その時間にはすでに釣りをしており、氷が危…

ゴミレフスキー新市長が色丹島を初訪問 子供芸術学校や文化会館などを視察

昨年12月に南クリル地区の新市長に任命されたパベル・ゴミレフスキー氏が3日の日程で色丹島を訪問した。地区議会のボンダレフ議長、行政府の文化・スポーツ・観光・青少年政策を担当するクドレフスカヤ局長、ピクティナ建設・建築局長が同行した。市長はクラ…

人口2,600人のパラムシル島 新型コロナ感染者174例、死者3人

北クリルのパラムシル島セベロクリリスクの52歳の男性が新型コロナウイルス感染症で死亡した。男性はペトロパブロフスク・カムチャツキーの病院で治療を受けていた。糖尿病と心血管疾患の病歴があった。北クリル地区ではパンデミックが始まって以来、174例の…