択捉島沖に仕掛けられた網に迷い込んで抜け出せなくなっていた3頭のクジラを漁師が救助した。クジラを救助する様子はSNSで共有された。漁師は「1頭は傷を負っているように見えたが、重傷ではなかった。危ないから、ここに戻ってくるなよ」と送り出した。3頭はしばらく漁船の近くを数分間泳いだ後、海の深いところに潜っていった。(astv.ru 2021/8/2)
Рыболовы около Итурупа помогли трем китам выбраться из сетей - YouTube
択捉島沖に仕掛けられた網に迷い込んで抜け出せなくなっていた3頭のクジラを漁師が救助した。クジラを救助する様子はSNSで共有された。漁師は「1頭は傷を負っているように見えたが、重傷ではなかった。危ないから、ここに戻ってくるなよ」と送り出した。3頭はしばらく漁船の近くを数分間泳いだ後、海の深いところに潜っていった。(astv.ru 2021/8/2)
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エコトレイルのコースとして人気がある国後島のストルボフスカヤ生態系の径に通じる駐車場近くに若いクマが居座り続けている。近隣にはテントで寝泊まりするツーリストらのキャンプ場があり、観光関係者が気をもんでいる。ツーリストが撮影したビデオがSNSにアップされた。クマは1歳くらいで、エサを探して草むらを徘徊している。(サハリン・インフォ2021/8/2ほか)
https://skr.su/uploaded/f2/1a/ce/d03cd1c122f9bd29ed5d4dbcf2.mp4
国後島のユジノクリリスク(古釜布)に1年前、戦車など軍事装備を展示する戦勝記念広場(野外の公園博物館)が整備されたが、住民たちは予算の使い方に不満を持っている。このプロジェクトは2017年に着手し、2018年9月3日の対日戦勝記念日までに完了することになっていたが、どうやら何かがうまくいかなったようだ。ユジノクリリスクの住民は戦勝記念広場に対する南クリル地区予算の支出に不満を持っている。サハリン州予算から260万ルーブル、地区予算から909万ルーブルが支出されたが、広場は草がボウボウで、荒地を囲むように柵がめぐらされている。コンクリートの台座には70年代~80年代に使用された錆びた戦車が立っている。それは何を象徴しているのか? いくつかのベンチとゴミ箱が設置されているが、広場の2つのゲートは常にロックされている。かと思えば、フェンスの間から牛や馬が入り込み、糞をまき散らす。広場の入り口に肥料が山積みになっている写真は、戦勝記念広場に対する地区行政の態度をはっきりと示している。広場は工業地帯にあり、徒歩ではいけない場所だ。訪問者もいないのに、毎晩、街灯が灯り展示物を照らしている。地区住民は、市街地に街灯がない場所がたくさんあり、気持ちよく散歩ができる環境や、文化的な公共スペースを必要としているのに、地区予算が非常に不適切に使用されていると不満を表している。(サハリン・インフォ2021/7/27)
当初の完成予想図
択捉島を管轄するクリル地区のオルガ・マティシク副市長が7月20日に退任したことを受け、ロコトフ市長はリリア・アノキナ氏を臨時副市長に任命した。アノキナ氏は長年、一般行政部門で働き、前職は領土管理部門で村長を務めていた。マティシク氏は、ロコトフ市長がユジノサハリンスクのガガーリン市立公園に勤務していた時から一緒に働き、ロコトフ氏がクリル地区の市長に就任した2017年から副市長を務めていた。マティシク氏は事実上解任されたとみられているが、理由は明らかにされていない。ロコトフ政権が発足してから地区行政府では信じられないほどのスピードで幹部職員が辞職しており、マティシク氏が唯一の生き残りだった。最近では、経済と予測部門の部長、民間防衛・緊急事態部門のトップもかわっている。(サハリン・インフォ2021/7/30)
ロコトフ市長と臨時副市長に任命されたアノキナ氏(右)
終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつなぐ海底ケーブルの陸揚げ施設だった「陸揚庫」の保存や活用法を検討するため、歴史や建築の専門家などが31日現地を視察しました。(NHK北海道2021/7/31)
「陸揚庫」の保存や活用法検討へ 専門家ら現地視察 根室|NHK 北海道のニュース
根室市にある「根室国後間海底電信線陸揚施設」=通称「陸揚庫」は、新たに国の登録有形文化財に登録されることになっています。昭和10年に建てられ根室市と国後島の間の海底に敷設されていた通信ケーブルの陸揚げ地点として、終戦直後まで使われていました。
31日は具体的な保存や活用の方法を検討しようと、歴史や建築の専門家らが現地を視察しました。専門家らは建物の周囲や内部も視察し、▽海沿いの擁壁と陸揚庫が同時代に造られたものか確認したり、▽ケーブルを通していたとみられる15センチ四方の穴の形状を確認したりしていました。根室市では今後、専門家らとともに議論を重ね、再来年の3月をめどに保存や活用について考えをまとめる方針です。
国土技術政策総合研究所の長谷川直司博士は「鉄筋コンクリートの劣化現象が典型的に出て厳しい状態にある。この場所に残すのか移動させるのかを含め、保存・活用について皆さんと議論しながら進めていきたい」と話していました。